心療内科ができないこと

心療内科では通院治療

心療内科は心をいやす診療科ですが、心が何処にあるのかは専門家でさえ分かっていないため、心療内科を訪れてもレントゲンなどを用いた検査が行われることはまずありません。精神科を併設している医療機関であれば入院治療が可能ですが、心療内科だけの場合は通院治療が主、自身をコントロール出来る精神状態でない場合は入院施設を有する医療機関が望ましいです。

他の診療科であれば、レントゲンなどの検査結果から病名を割り出すことは可能ですが、基本的に検査を行うことがない心療内科の場合は問診で病名を割り出さなくてはならず、そのため初回の診察には時間を掛けることになります。患者さんが少なければ、いきなり訪れても診察をしてくれるかもしれませんが、通常の初診は予約を行うのが一般的です。

心療内科では強制隔離されない

自身をコントロール出来る精神状態にないと、リストカットなど自分を傷付ける場合もあれば、人を傷付ける場合もあります。隔離施設があれば、自身も他人も傷付けることを防ぐことは可能ですが、隔離をするということは人権を制限することのため、専門家であっても隔離に関しては慎重に行われます。

世間や自身の抱く偏見から、入院施設や隔離施設がある医療機関に掛かることを躊躇う者は少なくありませんが、入院施設があるということは必ず医師は常駐しているため、万が一の時に診てもらえると思えることは安心材料となり得ます。心は外科的に摘出できるものではなく、心は体と常に付随しているため、医療機関が開いていないと思うと不安になる者は、入院施設のある医療機関に掛かる、住まいの近くにそのような医療機関がなく頻繁に通うのが困難な者は、万が一の時に診てもらえるよう入院施設のある医療機関にも掛かっておくと安心に繋がります。